旅行のすすめ パワースポット巡礼 沖縄編
沖縄のお勧めパワースポット
斎場御嶽《せーふぁーうたき・サイハノうたき》
御嶽は聖域とされる空間のことで、琉球王国の中で最も格式の高い聖地とされます。かつては琉球では、国王であっても女装をする必要があったと言われています。木とむき出しになった巨大な隆起した岩山が神の宿る存在として拝まれました。
国家全体で神事を行う場所となっており、全部で6つの拝所があります。
三庫理《サングーイ》の岩の三角トンネルを抜けた先、樹々の茂みの向こう(東の海)に屋久島が見えます。太陽が昇る東は琉球誕生の神話にまつわる多くの場所があります。
斎場御嶽は沖縄の人々にとっての大切な祈りの場所です。
その辺に置かれている石や転がっているように見える石や岩などには意味を持つ場合があります。むやみに蹴ったり、上ったり、勝手に持ち帰ることのないようにしましょう。神聖な場所であることを理解し、行動してください。
また、拝む対象は特にありませんので、自然に身を任せそこに流れる気やパワーを感じてみましょう。目をつむってゆったりと感じてみてください。
有料で観光ガイドをお願いすることもできますので、ガイド付きで楽しむとより一層深めることができるでしょう。
◆入館料
大人(高校生以上) 300円
小人(小・中学生) 150円
◆休館日 年に2回
旧暦5月1日~3日と旧暦10月1日~3日
久高島《くだかじま》
琉球の神が最初に立ち寄って国を作り始めたといわれる久高島は『神の島』といわれています。島全体が神聖な場所となりますので、最初の拝所徳仁拝所で挨拶をしてから入島しましょう。
どこかで拝んだりということはありませんが、体全体でパワーを感じましょう。
島へのアクセスはフェリーとなります。また島には自転車の貸出しもありますので、上手に利用しましょう。
◆アクセス
①公共機関でのアクセス
那覇空港駅からゆいれーる(モノレール)で約15分 旭橋駅下車
→ 徒歩約3分 那覇バスターミナル
→バス38番志喜屋行き 約1時間 安座真サンサンビーチ入り口下車
→徒歩約5分 安座真港
→フェリー約25分もしくは高速船約15分 久高島徳仁港下船
②車でのアクセス
那覇空港から安座真港 約50分
◆料金
フェリー (所要時間 約25分)
大人 片道680円 往復1300円
小人 片道340円 往復650円
高速船(所要時間 約15分)
大人 片道680円 往復1300円
小人 片道340円 往復650円
『神の島』にはルールがあります。神聖な場所を汚すことのないようルールを守って滞在を楽しんでください。
ガンガラーの谷
沖縄本島南部に位置するガンガラーの谷は、もともと鍾乳洞でしたが長い年月をかけ崩れてできたパワースポットです。
亜熱帯の独特な植物が生息し、大自然と生命力を感じましょう。
入場はツアー予約が必須となります。予約は基本的には前日の17:00までの受付ですので、ご注意ください。オンラインでの予約も可能です。
◆ツアー料金:飲み物と保険料含む
2500円/人 ※保護者同伴の小学生以下は無料
中学生以上 学生証の提示で1500円
キャンセル料あり
◆ツアー所要時間:約1時間20分
ガイドツアーコース | ガンガラーの谷 生命の神秘を辿る旅へ
浜比嘉島《はまひがじま》
琉球王国をつくた神様が住んでいたとされる島で、琉球の起源ともいわれます。シルミチューは神様が子どもを授かった場所といわれ、子宝のパワースポットとなっています。
周囲7キロの小さな島ですが、島は一周道路になっていないため目指す場所でルートを計画する必要があります。
◆アクセス
島ですが、実は橋でつながっています。
シルミチューまでは車・レンタカーで那覇空港から約90分です。
シルミチュー公園に無料駐車場有
大石林山《だいせきりんざん》
沖縄本島の最北端にある大石林山は昔から聖地としてあがめられてきました。ぼこぼことした大きな力強い岩に圧倒されるでしょう。
高さが10メートルほどある岩もあり、スケールに驚きます。とても力強さを感じるパワースポットです。
◆アクセス
◆料金:入山料
大人(15歳以上) 1200円
小人(4歳~14歳) 550円
シニア(65歳以上) 900円
◆ガイドツアー 所要時間120分
前日17:00までに要予約
◎スピリチュアルガイドツアー(入山料込)
通常コース+伝説の伝わるスポット等をめぐるツアー
大人(15歳以上) 4000円
小人(4歳~14歳)2500円
古宇利島《こうりじま》
ここは恋の島といわれ、沖縄版アダムとイブの言い伝えがあります。この言い伝えはチグヌ浜という場所にある『はじまりの洞穴』と呼ばれる場所にあたります。
カップルに人気のパワースポットで、海に浮かぶようにハート形の岩、ハートロックがあるのがティーヌ浜です。
周囲わずか約8kmの円形の島でで、隆起サンゴ礁の島です。
◆アクセス
那覇空港から車で沖縄自動車道、国道58号線を通り、屋我地島を経由して約90分
伊江島の城山《ぐすくやま》・ニャティヤ洞《ニャティヤガマ》
島内で最も高貴な神が宿ると言われる、島のシンボルの城山は標高172mで登ることもできます。頂上からの眺めは絶景です。
パワーをいただきましょう。
もう一つ、有名なニャティヤ洞は崖の下にある穴場スポットです。
子宝祈願で訪れるといいようで、洞窟の中に置かれた《ビジル石》という石を持ち上げることで願いが叶うと言われています。石を持ち上げたときに重たいと感じれば男の子軽ければ女の子を授かるとか。
パワースポットでたくさんのエネルギーをもらえるといいですね。
◆アクセス:本部港(もとぶこう)からフェリーで30分
やんばる急行バス 約2時間
車 約115分
名護バスターミナルから本部港へは
路線バス 約40分
◆料金
片道 大人(12歳以上)720円 小人(6歳以上12歳未満)360円
往復 大人(12歳以上)1370円 小人(6歳以上12歳未満)690円
※本部港発の往復料金
伊平屋島のクマヤ洞窟
沖縄県最北端の有人島ですが、アクセスの悪さから観光客はなかなか足を運ばない豊かな自然の残る島です。
その島には、天照大御神が洞窟に身を隠し、世の中が真っ暗になったとされる『天岩戸伝説』数多く伝わるもののうちクマヤ洞窟は、その最南端の地とされます。
またこの洞窟は一般的に想像する洞窟とは違い、2億8000万年前の堆積岩が波や風によって浸食され、できたものでその迫力に圧倒されます。
狭い入り口を入ってみると高さは10mほど、奥行きも約40mあり、広々としている空間が広がり、何とも神秘的なムードが漂うパワースポットです。
◆アクセス
車で
那覇港から運天港 約1時間30分
→運天港からフェリーで前泊港へ 約1時間40分
→前泊港からクマヤ洞窟まで 約10分
フェリーは一日に2便しかありませんので、強行スケジュール以外は日帰りはかなり厳しいでしょう。
◆料金
大人 片道2480円 往復4720円
小人(6歳~12歳未満) 片道1240円 往復2360円
自転車 1030円
原付 2060円
自動二輪車(50㏄以上)4150円~
自動車 6930円 ※車両の長さによる
◎自動車は運転者1人分の運賃を含む
※ここに記載した情報は、随時変更される可能性があります。